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会社を売るときの注意点

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会社を売るときの注意点

M&Aによる事業承継を行う際、手続き上の注意点は以下の通りです。

①「仲介業者に相談・仲介契約の締結」の際の注意点

仲介業者の力量は、M&Aの成否に大きな影響を与えます。そのため、知識や経験、実績などから、仲介業者を吟味することが重要です。

②「事業評価」の際の注意点

事業評価は、売手企業の現状を性格に把握するために行われる以上、仲介業者の面談等の際は、包み隠さず報告する必要があります。もし、自社の価値を高めようとして重要事項を隠してしまうと、後でM&Aの話が破綻したり、賠償問題に発展したりする可能性があります。

③「候補先との交渉」の際の注意点

交渉の際、最も重要なことは、秘密保持契約を結び、情報漏えいを防ぐということです。これを失念してしまうと、会社に損害を与える可能性があります。

また、有力な候補先と交渉を行う場合、トップ会談が開かれます。その際、相手の人柄も確認するようにしましょう。満足のいく事業承継を行うため、手塩にかけて育てた会社や従業員を任せるのにふさわしい人物であるか判断することも重要です。

交渉の際は、自分の希望をしっかり伝えることを忘れずにしましょう。

④「基本合意書の締結」の際の注意点

基本合意書に、話し合いで合意したことがしっかり盛り込まれているかを確認しましょう。

銀行の連帯保証の解除や、譲渡代金・退職金の支払い方法、従業員雇用の継続、会社経営への関与の可否などについて、抜け落ちている事項がないかを確認しましょう。

また、基本合意書の内容が抽象的過ぎると、両者の認識の違いからトラブルに発展する恐れもあるので、お互い確認しながらできるだけ具体的な内容を記載することが重要です。

⑤「デューデリジェンス」の際の注意点

「事業評価」(②)の時と同様、全ての情報を包み隠さず開示しましょう。ここまで見てきたように、M&Aは会社と会社の信頼関係があって初めて成り立つものなので、隠している情報があると判明したら、最悪の場合、契約の破棄や賠償責任を問われる可能性があります。

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